HSPなわたしが“本音”と“他人の声”に境界線をひくまで
「どっちがいいと思う?」
誰かにそう聞きたくなるときって、実は自分の中に答えが見えていないときかもしれない。
本当は心の中にうっすら感じている“本音”があるのに、
自信がなくて、誰かの言葉を頼りにしてしまう。
でも、たとえアドバイスをもらっても――
その通りにしたからって、すっきり納得できるとは限らない。
むしろ、あとから「なんか違ったかも…」って、
モヤモヤしてしまうこと、わたしにもあった。
🫧迷いのエピソード
〜迷ったあの日、わたしの心は置いてきぼりだった〜
あのときも、そうだった。
わたしの心はまだ迷っていたのに、誰かに相談したことで、余計に分からなくなっていた。
周りの人たちはみんな「やめたほうがいい」と否定的で、
それもそうかと自分に言い聞かせて、なんとか納得しようと理由を並べて…
でも、どこかに引っかかりがあって、最後までモヤモヤが消えなかった。
本当は、自分の中にすでに答えがあったのに。
わたしは、それを信じる勇気がなかったんだと思う。
🫧選んだはずが、納得できない理由
〜わたしの気持ちが“うん”って言ってなかった〜
人の意見を参考にすることは、悪いことじゃない。
でも、それがわたしの考えと違っていたなら、そっと距離をとってもいい。
わたしの心が「うん」ってうなずいてなければ、それは本当の納得にはならないんだよね。
あのとき苦しかったのは、
「相手と自分の意見が一致していなきゃダメ」だと思い込んで、
自分で選んだはずなのに、どこかで「選ばされた」ように感じてしまっていたから。
本当は、自分の声で選びたかった。
誰がどう言おうと、自信がなくても、自分の気持ちに素直になって
ちゃんと「これがいい」って自分で決めたかった。
たとえそれがうまくいかなかったとしても、
「自分で選んだ」って思えたら、後悔ではなく“納得”に変わっていた気がする。
🫧わたしが自由に“選択”するために
〜「これがいい」ってわたしの心がうなずく選び方〜

人に相談してもいい。アドバイスをもらうのも、自分を見つめるヒントになる。
でも、「自分の境界線(バウンダリー)」はちゃんとわたしが守ってあげたい。
繊細さんなわたしは、つい周りの声に反応しやすい。
「これでいいや」じゃなくて、「これがいい」に近づけるように。
そのために、こう問いかけてみることにした。
「わたしの心は、なんて言ってる?」
「これ、本当に“わたしが”選びたいこと?」
頭じゃなく、心の声に耳を澄ませる。
人の意見に“引っ張られた自分”じゃなくて、
自分の中から出てきた“素直な選択”を大切にしたい。
🌸さいごに
誰かの言葉に揺れてしまうときもある。
「周りと同じじゃなきゃ」と思い込んでいたときもあった。
でも、わたしの人生の主人公は、いつだって“わたし”。
だから、選択するのはわたしの自由。
正しさじゃなく、“心の声”に耳をすませてみたい。
たとえ少し遠回りしても、
ちゃんと自分の気持ちに素直になっていたら、
それは後悔じゃなく「納得」に変えていける。
繊細で、迷いやすいわたしだけど――
だからこそ、「自分の気持ち」にちゃんと寄り添ってあげたいなと思う🕊️