婚活アプリを使っていると、誰もが一度は経験するのが “既読スルー”。
「送信して、いつもならこの時間に返事があるのに、既読すらつかない」
「既読はついたのに返信が来ない…」
そんな状況が続くと、ついモヤモヤしてしまったり、頭の中でぐるぐる考えが止まらなくなったりしますよね。
特にHSP気質の人は、相手の反応に敏感だからこそ、既読スルーを「嫌われたのかな?」「何かまずいこと言った?」と受け取ってしまいやすいんです。
でも実は、「既読スルー = 自分の価値が否定された」というわけではありません。
今回は、そんなときに心を少しラクにするための整え方をまとめてみました🌿✨
🌸 なぜ既読スルーに敏感になるのか

HSPの人は、相手のちょっとした反応の変化にとても敏感です。
例えば「返事が少し短い」「絵文字がなかった」「既読はついたけど返信が来ない」——こうした小さな変化にもアンテナが働きやすいんです。
そして、そこから「私が何か悪いことを言ったのかな?」「嫌われたのかもしれない」と、すぐに自己否定へとつながってしまうことがあります。
また、返信のスピードや頻度を「相手の気持ち=自分への関心度」と短絡的に結びつけてしまうのも、HSP気質ゆえの特徴。
相手がたまたま忙しかっただけかもしれないのに、「既読スルー = 拒絶」と感じてしまうと、不安が一気に大きくなってしまうんですよね。
でも本当は、既読スルーは「私がダメだから」ではなく、「相手の状況」や「相手の都合」が影響していることも多いんです。
🌱 私の体験談:既読スルーに振り回されたとき

ある時、メッセージのやり取りが続いていて「いい感じかも」と思っていた相手から、突然返信が止まったことがありました。
既読はついているのに返事が来ない…その瞬間から頭の中はぐるぐるモード。
特に私は「いつものリズム」に敏感で、普段なら返事があるタイミングに反応がないだけで「嫌われたのかな?」「何か気に障った?」と自己否定に結びつけてしまいました。気になって仕方なくて、休みの日も心が休まらなかったことを覚えています。
でも、しばらくして返事があったときに「あっ、忘れられたわけでもなく、嫌われたんじゃなかったんだ」と気づいたんです。その瞬間に心がふっと穏やかになっていく感じがありました。
それからは、返事があってもなくても「相手には相手の事情があるし、返信スピードが気持ちを表しているわけじゃない」と思えるようになり、少しずつ振り回されることが少なくなったんです。
💡 心の整え方

既読スルーに心がザワザワしてしまったとき、大事なのは「今の自分の感情を受け止め、自分の心を守ること」です。
相手はただ仕事で忙しいのかもしれないし、疲れてアプリを開く余裕がないのかもしれない。中には、そもそも通知設定にしていない人も多く、アプリを放置してしまう人もいます。
相手の都合まで自分の責任にしてしまうと、不安が増えてしまうだけ。と、頭で分かっていても、すぐに想像しちゃうのがHSPの自然な反応ですよね。
そんなとき、私はまずは深呼吸します。そして「私は返事がなくて不安になってたね」「私は私のままでいい」と自分に言葉をかけるようにしています。ちょっと声に出すだけでも、気持ちがふっと軽くなることがあります。
今の感情や安心の言葉を自分に届けることって、意外と大きな効果があるんです。
また、スマホを手にしているとどうしても既読や返信を気にしてしまうので、意識的に手放してみるのも効果的。
散歩をしたり、本を読んだり、友達と出かけてみたり、趣味や日常に意識を戻すことで、心のバランスが整いやすくなります。自分の時間も大事なんです。

そして最後に覚えておきたいのは、「既読スルー = ご縁がなかった」という切り替え方。
HSP気質だと「自分が悪かったのかな」と考えてしまいがちですが、実際はただ「合わない人だった」というだけのこと。
相手とのご縁がなかった分、次のご縁へ進むスペースが空いたんだと思えたら、少し楽になるんです。
既読スルーは誰にでも起こること。でも婚活全体を見てみると、それも“数あるご縁の中のひとつ”にすぎないんです。
🌱 婚活は“数の中のご縁探し”

婚活をしていると、一人ひとりのやり取りや既読スルーに心を持っていかれがちですが、実際には「たくさんの出会いの中からご縁を探している」だけなんですよね。
全員とつながる必要はなくて、むしろ多くの人とやり取りする中で「違う人だった」と分かることは自然なこと。
だからこそ、既読スルーは「合わない人だった」と知るためのサイン。
「ご縁がなかった=自分に問題があった」ではなく、「次へ進む合図」なんだと考えると、心が少し軽くなります。
そして今振り返ると、もし私が「相手を断らなきゃ」と無理していたら、それはそれでしんどかったはず。
相手の方が去っていってくれたおかげで、私は自分を責めずに済んだし、結果的に「合わないご縁」を自然に手放すことができたんです。
そう思うと、既読スルーも感謝しても良いサインだったのかもしれません。
🌸 まとめ

マッチングアプリでの“既読スルー”は、HSP女性にとって心を大きく揺さぶる出来事かもしれません。
相手の小さな反応に敏感だからこそ「嫌われたのかな?」と感じたり、返事がないことで自己否定につながったり…。でもそれは、あなたが繊細で感受性豊かな証拠なんです。
大切なのは、相手の事情まで自分の責任にしないこと。
そして「私は大丈夫」と自分に声をかけたり、日常の中で気持ちを切り替えたりしながら、自分の心を守ってあげることです。
既読スルーは“ご縁がなかった”というサインにすぎません。むしろ「合わない人を自分で無理に断たずに済んだ」と思えば、ありがたい出来事だったのかもしれません。
出会いは数ではなく、たった一人の「合う人」に出会えれば十分。
あなたがあなたのままで安心できるご縁が、きっとちゃんとあるはずです🌷✨
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