婚活は「新しい出会いが楽しみ!」って思っていたのに、いざやりとりが始まると、スマホの通知に振り回されたり、「これってどういう意味?」と深く考えすぎたり…。
さらに、対面で会ったあとは、どっと疲れてしまうことも。
その後のやり取りや関係づくりの中でも、「なんだか心がすぐにいっぱいになってしまう」ことってありませんか?
もしかしたら関係しているかもしれないことを、私なりの視点で書いていきます
🌱 なぜHSPは疲れやすいの?

五感や感情のアンテナが敏感
人混みのざわざわした声、照明の明るさ、相手の声のトーンや表情。
普通なら気にならないような情報までキャッチしてしまうので、頭の中は常にフル稼働。
「楽しい」と感じる一方で、心と体は無意識に疲れを溜め込んでしまいます。
相手の表情や空気を読みすぎている
「この人は今どんな気持ちなんだろう?」「不快に思ってないかな?」と、相手の感情を探るセンサーが働きすぎることも。
つい表情を読み取りすぎてしまい、自分の感情より相手の感情を優先してしまうことがあります。
その結果、心のバランスを崩しやすくなるんです。
自分を良く見せようと頑張りすぎる
「ちゃんとした人だと思われたい」「場の空気が沈まないように、つい話題を振ってしまう」という思いから、必要以上に気をつかってしまうことも。
相手に合わせすぎたり、普段以上に背伸びしてしまい、気づけばエネルギーを使い切ってしまうんですよね。
🌿 婚活で起こりやすい“疲れパターン”
HSPの性質もあり、婚活を続けていると、気づかないうちにエネルギーを消耗してしまうことがあります。

マッチングアプリでのやり取り
メッセージの返信の速さや内容に気を配りすぎてしまい、ただメッセージのやり取りでもどっと疲れることがあります。
初対面で相手に合わせすぎてしまう
「場の空気を悪くしないように」と気を遣って、つい自分を後回しにしてしまい、帰宅後にぐったりしてしまう。
「次も会うべき?」と考えすぎる
実際に対面してみて相手が特に悪いわけじゃなく、むしろ良い人そうに見えると余計に悩んでしまうもの。
「せっかくのご縁だからもう一度会った方がいいのかな?」
「でもドキドキやときめきはなかったし…」
こんなふうに頭の中でぐるぐると会議が始まってしまい、気づいたら疲れ果てていることもあります。
さらにドキドキセンサーが反応したときほど、メッセージの一言一言に悩んでしまいがち。
「嬉しい気持ちは伝えたいけど、重く思われないかな?」と、言葉選びにエネルギーを使ってしまうのもHSP気質ならではの疲れポイントです。
こんな風に「いい人に出会うぞ!」と意気込むほど、無意識に自分をすり減らしてしまうことがあるんですよね。
💗 心の守り方&工夫
婚活はエネルギーを使うもの。だからこそ、自分を守りながら続けていくことが大切です。私が意識している工夫をいくつか紹介します。

1日に予定を詰め込みすぎない
婚活をしていると、メッセージのやり取りやデートで気づかないうちにエネルギーを消耗しています。
だからこそ、1日に予定を詰め込みすぎず「今日はここまで」と決めておくことが安心につながります。
会う前に「今日はここまででいい」と自分にOKを出す
デートの前に「今日会ったら、それで十分」と自分に伝えてあげると、相手の反応やその後の展開に振り回されにくくなります。
ゴールを「いい関係を築くこと」ではなく、「会ってみるところまで」で区切ると心が楽になります。
相手に合わせすぎず、自分の気持ちを小さく出す練習
HSP気質だと、つい相手のペースに合わせがち。でも、小さくてもいいから自分の気持ちを言葉にしてみることが大事です。
「今日はこのお店に行ってみたいな」「この話題に興味があります」など、ちょっとした一言が自分を大切にする一歩になります。
婚活のペースは「人それぞれ」でいい
「週に何回会うべき」「早く結果を出さなきゃ」と思うと苦しくなってしまいます。
婚活のペースは人それぞれ。自分の生活リズムや心の余裕に合わせて進めていいんだと思えたとき、ぐっと楽になりました。
🌸 まとめ
婚活の中で「疲れやすいな」と感じるのは、HSP気質による“繊細さ”が関係しているのかもしれません。
でもそれは決して“弱さ”ではなく、あなたが小さなことにも気づける感受性を持っているからこその特徴です。

だからこそ、自分を大切にできるペースで進めることが、結果的に心地よい出会いや関係性につながっていくのだと思います。
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