「なんか胸がザワザワするな…」
「ちょっと人が多くて疲れた…」
「私を頼ってきてるんだから、断ると申し訳ないよね…」
そんなあなた、もしかしたら HSP(エイチエスピー)という気質を持っているかもしれません。
🫧 HSPってなに?
HSP(Highly Sensitive Person) は、音・光・感情などの刺激を受け取りやすい、
とても感受性の強い気質のこと。
アメリカの心理学者 エレイン・アーロン博士が提唱した概念で、
人口の約15〜20%がこの気質を持っていると言われています。
このブログでは、そんなHSPのことを、
やさしいアンテナを持つ「繊細さん」と呼んでいます🌿
🫧 HSPの特徴
HSPさんには、こんな傾向が見られることがあります
- 人の機嫌や空気にとても敏感
- 音や匂い、光などに過敏
- 共感力が高く、感情移入しやすい
- 頭の中で深く考え、情報処理に時間がかかる
- ひとりの時間がないと疲れやすい
私自身も、こうした特性にずっと悩んでいました。
「もっと鈍感になれたらラクなのに…」
「強くならなきゃ」
そう思って、自分を否定してきたこともあります。
でも、あるときふと気づいたんです。
この“繊細さ”は、小さなことに気づける優しさのアンテナなんだと。
目には見えない気配に気づいたり、人の心の変化を察したりできるのは、
私にとっての“力”なんだと。
🫧 HSPは”ステキな個性”
HSPは、あくまで「性質」や「気質」であって、個性のひとつ、病気ではありません。
「どうしてこんなに疲れるんだろう」
「私だけ、変なのかな?」
そんなふうに感じていたとしても、
それはあなたの感受性が、とても豊かで深い証なんです🍀
だからこそ、自分を責めたり、「もっと強くならなきゃ」と無理をするのではなく、
「そういう気質なんだ」と 理解し、受け入れることが、すごく大切なんです。
🫧 HSPとバウンダリー
HSPの人は共感力が高いぶん、自分と他人の境界線(バウンダリー)があいまいになりがち。
相手に合わせすぎたり、感情を受け取りすぎたりして疲れてしまうことも多いです。
だからこそ、バウンダリーを意識することが、自分を守るやさしい手段になるんです🍀
▶︎ “心の境界線” 人間関係がラクになるバウンダリーとは?
🫧 さいごに
昔の私は、この繊細な気質を「足かせ」だと思っていました。
でも今は、この繊細さがあるからこそ、人の痛みに寄り添えたり、
小さな幸せを見つけたりできるんだと思っています。
繊細さは、弱さじゃない。自分を守るステキな個性です。
HSPの人がもつ”やさしいアンテナ”で
世界を感じる力は、立派な才能であり、とても強力な武器なのです。
このページが、
「わたし、このままでいいんだ」
そう思える、小さなきっかけになったら嬉しいです☺️