「それって、あなたの価値観だよね?」押し付けを感じたときに思い出したい“境界線”の話

🌱 繊細さんの気づき

「普通はさ」「そう思うでしょ?」

日常のなかで、そんな言葉に違和感を抱いたことはありませんか?

本当はただ「意見が違う」だけなのに、相手が当然のように同意を求めてきたり、
「自分の価値観」が正解かのように押し付けられたりして、モヤモヤ…。

今回はそんな “価値観の押し付け” や違いにモヤッとした出来事から気づいた、
“心の境界線”の大切さについて書いてみました。

わたし
わたし

”普通は”って言われても、わたしは違うんだけどな…

みずのは
みずのは

その“普通”って、その人の当たり前でしょ?
あなたの“普通”とは違っていいんだよ


💡違う意見に「そうだよね」と言わなくてもいい

「価値観が違う=どちらかが正しくて、どちらかが間違っている」

そう思い込んでいた時期があったけど、今思うのは——

ただの “違い” なだけ、ってこと。

違う意見に無理に同意する必要はないし、
相手の価値観をそのまま自分の中に入れなくてもいい。

「それって、あなたの価値観だよね?」
「それはあなたの考え。私は違う」

たとえ同意しなくても、関係を壊さずにいられる距離感もある。
無理に合わせなくていい。無理に否定しなくてもいい。

そうやって心のなかで線を引いていくこと
それが、“自分軸”で生きるための第一歩なのだと思います。


💭価値観を押し付けられた話

エピソード① 姉からの一言にひっかかる

姉と母が何かの意見でぶつかっていて、
私はただその場に居合わせていただけだったのに、
姉からかなりアツめのテンションで「ね、そう思うでしょ?」と急に話を振られた。

正直、私はそうは思っていなかった。
それと同時に、「あなたの意見を押し付けないでよ」とも思っていた。
けど、そのころはやっぱり顔色伺ってしまい、何も言えなかった。

別のときには、
「普通に考えたらそうでしょ?」
「そんな言い方、患者さんにもするの?」と言われた。

「家でも“看護師”でいなきゃいけないの?」と、
なんだか自分らしさを否定されたような気持ちになった。

それって、姉の中にある“理想の看護師像”を、無意識に私に重ねているだけなんじゃない?
「理想像をわたしに押し付けないで」って思った。


エピソード② 彼の価値観に合わせそうになった恋愛

以前、付き合っていた彼と家庭像の話がでたときに
彼は「俺は子どもはいらない」と話していた。

私は、ずっと“子どものいる家庭”を思い描いてきたけれど、
「ふたりの生活も楽しめる」と、自分の中で理由をつけて納得しようとしていた。

本音では「子どもがほしい」という気持ちがあったのに、
気づかないうちに、“彼の価値観”に合わせて「そうかも」と思い込もうとしていた。

あのときの私は、「違う」と言うことが怖くて、
“価値観の違い”を見て見ぬふりしていたのかもしれない。 


🌸さいごに

たとえ相手が家族でも、大切な人でも、価値観が違うことはある。

もし、押さえつけられそうになっても、
そのときに、無理に同意したり、我慢して合わせようとしすぎると、
気づかないうちに“自分らしさ”が薄れてしまうことも。

「あなたとわたしは、違う」

それを認めることで、“距離を取る”のではなく、
“お互いを尊重する”という、あたたかい境界線の引き方になりますように🌿

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