「それ、今聞く?」
「急にそんなテンションで来られても…」
こんなふうに、人との距離感でモヤッとしたことってありませんか?
今回は、“パーソナルスペース”を乱されたときの違和感と、
そこから気づいた「心の境界線」の大切さについて綴ります。

その距離感、ちょっと近すぎない?
なんだかモヤッとする…

それ、心の“テリトリー”を大切にしたいサインかも
💡わたしがわたしでいられるための、やさしい境界線
仲が良いからって、どこまで踏み込んでもいいわけじゃない。
どれだけ親しい関係でも、
心の中には「これ以上入ってこないでほしい」っていう 見えない境界線 がある。
でも、それを言えなかった私は、「気にしすぎなのかな?」って自分を責めてしまってた。
だけど本当は、そのザワザワって、“自分らしさ”を守るためのサインだったんだと思う。
「ここから先は、ちょっと近すぎるかも」って感じたときには、
心の中で、そっと線を引いてあげればいい。
それは、相手を拒絶するためじゃない。わたしの心の平穏のために。
エピソード① 部屋に入ってきた姉
私の部屋に私物を置いている姉。
取りに入ってくることは了承しているけど、それだけで終わらないのが姉。
部屋に入ると、目に入ったものや気になるものを指さして、
「なにこれ?」「収納スペースの使い方が…」と話しかけてくる。
悪気がないのは分かってる。でも、それが続くと
「自分の空間を奪われたような感覚」になって、ソワソワしてしまう。
「ちょっと今はやめてほしいな」って言えなかったのは、
関係を悪くしたくない気持ちがあったから。
でも最近は、
空間も心の一部だと思ったら、「守っていいんだ」って思えるようになった。
エピソード② 急なテンションに戸惑った恋愛
電話のときはテンション高め。
でも実際に会うと、なんだかトーンが低かったり。
あるときは、一緒にゲームをして楽しそうにしていたのに、
急に「会うことに疲れる」と言い出したりして——。
その温度差に私はついていけなくて、息苦しくなってしまった。
「え、さっきまでのテンションどこいったの?」と思っても、
相手にとってはそれが普通だから、
私はザワザワしたのに、無理して合わせようとしていた。
でも、気づいたんです。
「急な変化についていけない」って感じる
“わたしの感覚”に気づいてあげることが大切だってことに。
感情のアップダウンが激しい相手に引っ張られていると、
自分の心のペース(=心の距離感)が乱れてしまう。
「今はちょっと余裕がないな」
「そのテンション、いまは受け止められないな」こんなふうに、
自分の”感情のパーソナルスペース”を守ることも、実はとても大切なんだと思う。
🌸さいごに
たとえ親しい相手でも、誰にでも
心には感情のパーソナルスペースがあるんです。
それは、甘えでも、わがままでもなくて——
自分の感覚を大切にすること=自分を大切にすること。

「今はそっとしてほしいな」
「もう少し距離を取りたいな」
そんなふうに、自分の感覚に正直になることで、
相手との“心地いい距離感”がつくれる気がします🌿
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